内山・ヴェルガン・綾夏｜KAOKAO(立体) ピアス

真鍮素材にそれぞれ異なる表情が彫られたピアスです。同じ顔はひとつとしてなく、それぞれが唯一無二の魅力を持っています。製作者の内山・ヴェルガン・綾夏氏は、日々の中で記憶に残った顔のパーツを組み合わせて、ひとつひとつ丁寧に仕上げているそうです。

立体的な顔のデザインや猫の顔をモチーフにしたものもございます。ぜひ一度、お手に取ってご覧ください。

フランスと日本のルーツを持つ内山氏。幼少期から世界各地を転々とし、さまざまなアートや文化に触れてきた経験が、現在の作家としての原点になっています。大学時代には鍛金を学び始め、卒業制作では「ハーフ、ルーツ」をテーマに選びました。  

内山氏は高校時代から「外見だけで判断される」という経験にモヤモヤを抱いていたと言います。その思いを形にするために、顔というモチーフを通して、自身の内面や考えを視覚的に表現しようと決めたそうです。  

遠くからたくさんの「顔」を眺めると、どの国の人なのか、どんなルーツを持つのかは分かりません。一見同じように見える顔も、一つひとつ異なる表情や特徴を持っています。  

「ハーフ」という一言にとどめるのではなく、それぞれの個性や背景を見つめ、ひとりひとりを大切にしてほしい。そんな思いが込められたアクセサリーです。

内山・ヴェルガン・綾夏氏ご経歴

2023-             
金工作家、須佐真氏のもとに弟子入り

2021‐2022　
東京藝術大学工芸科鍛金研究室に留学

2018‐2021　
エコールブール国立工芸大学（フランス）
Diplôme National des Métiers d'Arts et du Design
美術工芸イベントデザイン科　彫金専攻

2018
化学系バカロレア国際オプション日本語セクション（大学入学資格）取得