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三条の初夏の風物詩「三条凧合戦」

三条の初夏の風物詩「三条凧合戦」

こんにちは!FACTORY FRONTです。
私たちのショップがある場所は、工場の町 新潟・燕三条。私たちはこの地域で作られた商品やおすすめのスポットをご紹介したり、暮らしの中で季節の行事や人々の営みに触れたりして、燕三条らしい時間を楽しんでいます。

今回の記事では、6月に参加した、350年以上の歴史を持つ伝統行事「三条凧(いか)合戦」についてご紹介します!


凧を空へ。技でぶつかり合う、三条の熱い初夏

三条凧合戦は、江戸時代から続く三条の伝統行事。

「凧合戦」と聞いて、“和やかな空に舞う凧”を想像していませんか?
でも実際には、まさに“合戦”。けっこう激しい勝負を繰り広げます!

凧同士を空中で絡ませ、相手の紐を切って落とす、空の戦い。
力よりも“技”が問われる真剣勝負で、性別も年齢も関係なく本気で挑めるのが魅力です。

写真:三条凧合戦の様子


燕発祥の組のメンバーとして、ショップスタッフも参加!

ショップスタッフも、「飛燕三舞会(ひえんさんぶかい)」という組(チーム)に所属し、毎年この伝統行事に挑んでいます。

飛燕三舞会は、はじめて燕から発足した凧チーム。

結成されたばかりのチームには、経験値が豊富なお兄さん的存在の組がサポートについてくださる「兄弟組」という制度があります。

飛燕三舞会の兄弟組である「風神組」さんから、凧の組み立て方や揚げ方、修理の方法などを丁寧にご指導いただきながら、少しずつ技術を身につけています。

写真:飛燕三舞会の六角凧


真剣だけど、あたたかい、燕三条の気風を感じられる伝統行事

今年の6月の合戦は、2日間とも天気に恵まれました。
太陽の下、真剣な表情で糸を操り、汗だくで凧を上げる。合戦場に出た時には、学生の頃の体育祭のような高揚感を感じます。

「なんでそこまで熱くなれるの?」と思う人もいるかもしれません。
でもこの熱さが燕三条らしさであり、私たちが凧合戦を好きな理由の一つです。

三条凧合戦は、9月にも開催されます。少しでも合戦で勝利を収められるように、楽しみながら練習に励めたらと思います。


FACTORY FRONTでは、こうした燕三条の行事や日々の暮らしを、これからも楽しくお伝えしていきます。
燕三条のことを知りたい、もっと感じたい、という方はぜひお店にも遊びに来てくださいね。

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