三条の夏を彩る「三条夏まつり」
こんにちは!FACTORY FRONTです。
私たちのショップがあるのは、工場のまち・新潟 燕三条。
この地域で生まれたものや、暮らしの中の行事を通して、燕三条らしい時間を日々楽しんでいます。
今回は、7月25日(金)・26日(土)に開催された「三条夏まつり」の様子をご紹介します!
三条夏まつりのルーツ
三条夏祭りは、1952年に市内の金物業者さんが得意先を招いて開いた「三条金物まつり」がルーツとなっています。
ものづくりのまちならではの始まり方ですよね。
その後、2004年の「7.13水害」で三条の街は大規模な浸水被害をうけ、一度は中止となったものの、翌年の市町村合併をきっかけに「第1回三条夏まつり」として復活しました。
地域に根付いた大切なお祭りとして、現在も続いています。
1日目は踊りと夜市でにぎやかに
25日は、民謡流しや凧パレード、一ノ木戸商店街での夜市が行われました。
浴衣姿の人たちや子どもたちのはしゃぐ声があちこちから聞こえてきて、商店街はとても賑やか。
まち全体が夏を楽しんでいるような空気に包まれていて、何だか嬉しくなりました。
2日目は大迫力の花火大会
そして26日は、三条の夏の風物詩、大花火大会。
打ち上げ場所が観覧席からとても近く、迫力のある花火を見ることができます。
打ち上げ場所から程近い、五十嵐川の河川敷や商店街からもよく見えるので、場所をとってゆっくり楽しむ人たちの姿もありました。


約4000発もの花火が夜空を彩り、地元の人も遠方から来た人も、思わず見入ってしまう光景です。

大花火大会は、地域の企業に支えられて打ち上げられています。
産業が盛んな燕三条だからこそ成り立つお祭りなんだなと思うと、打ち上がるひとつひとつに特別な意味を感じます。
プログラムを見ながら、ひとつひとつの花火のスポンサー企業を思い浮かべながら楽しむのも、三条夏まつりならではです。
三条夏まつりは、地域の歴史や産業が息づく行事。
街全体が一緒になって楽しむ様子を見ると、このまちに暮らしていることが嬉しくなります。